デトロイトの工場従業員のジェームズ・ロバートソンさんは、10年間毎日通勤のために32キロ歩いていたが、2月6日に地元の自動車販売店から寄付された新車に驚いた。
この予想外の贈り物は、ロバートソンさんが車を買う助けになるようにと310,000ドル(3700万円)以上を集めた支援者からどっと寄せられた寄付の結果だ。
ロバートソンさん(56)は、デトロイト・フリー・プレス紙に、10年前に車が故障して、新しい車を買えずにいると話していた。
ロバートソンさんの話はソーシャルメディアで広くシェアされ、アメリカの全国放送のニュース番組でロバートソンさんのことが取り上げられた。ウェイン州立大学の学生のエヴァン・リーディさん(19)は、ロバートソンさんが毎日遠い距離を歩いていることについて読んだ後、オンラインで募金イベントを立ち上げた。
「好き、じゃなく、大好きだ」とロバートソンさんは、彼の2015年モデルの赤いフォード・トーラスの運転席に座って語った。