中国当局は、香港の親中派の梁振英長官の好ましくない似顔絵付きのトイレットペーパー約8,000ロールとティッシュ2万パックを押収したと、これらを発注した小さな政党の職員が発表した。
これらの製品は、今月末の旧正月のお祝い期間中に市場で販売される予定になっていたと、香港の民主党の羅健熙副主席は述べた。
中国政府が進んで与えるよりも大きな選挙上の自由をデモ参加者らが求めた大規模な民主化運動によって香港が衝撃を受けた後で、この押収が行なわれた。デモにおいて、抗議者らは梁長官に対する怒りを表明し、中国政府の操り人形だとし、辞任するよう求めた。
香港との国境沿いにある深セン市で12,900ドル(150万円)相当の商品を押収したことに対し、その理由は述べられなかったと、羅副主席は話した。
「この運動の後、(中国当局は)人々が政府の職員、特に政府高官を笑いものにするのを好まないようだ。自分たちに対する批判に対してより慎重になった」と同主席は述べた。