ヨーロッパの債権者らは2月16日、ギリシャは現在の緊縮案を延長しなければならず、さもなければ、自ら債務の約束を果たさなければならなくなる―つまり、ギリシャがユーロを離脱する以外に選択肢がほとんど残されないという見通しに立ち向かわなければならないと言い、ギリシャに最後通告を発した。
与党・急進左派連合の新政府は、ギリシャの経済不振は緊縮案のせいだと非難した。この行き詰まりにもかかわらず、ギリシャのヤニス・バルファキス財務相は、合意に達するだろうと楽観的だった。
「ヨーロッパはいつものトリックを使って」行き詰まりから「良い合意を引き出すだろう」とバルファキス財務相は述べた。