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2015年3月20日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
This week's OMG

'Peeback time' for Hamburg's public drunks(p. 7)

独ハンブルク、立小便対策に「撥水塗料」

ドイツのハンブルクに位置し、ナイトクラブが立ち並ぶザンクトパウリ地区の住民らは、公共の建物に小便をする夜中に飲み騒ぎする人々に対し、しぶきを送り返す新しいハイテクのペイントで仕返しをしている。

地元の利益団体は、有名なナイトクラブで特に出入りの多い2つの建物に、造船にも用いられる特殊な撥水塗料を使用した。

「この塗装作業は、犯人に対し、この壁に野蛮に小便をするのは歓迎されていないという直接的なメッセージを伝えている」と、この団体を組織したジュリア・スタロン氏は述べた。

YouTubeに投稿された動画で、スタロン氏がドイツ語と英語で書かれた看板を掲示する様子が映されている。この看板には、「ここで小便をするな。仕返しするぞ!」と書かれている。

しかし、この特殊な撥水性のペイントは高価だ。スタロン氏によると、6平方メートルの区画にペイントするのに約500ユーロ(6万5,000円)かかるが、それだけの努力をした甲斐があった。「汚物を毎日掃除することやひどい臭いに伴う作業や、これに関連する被害を含めると、間違いなくこれを行なう価値は十分にあった」と同氏は話した。

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