フロリダのコースでゴルフをしていた人々は、その獣が芝生の端で寝そべっている様子が、フェイスブックで急速に拡大した画像の中に写真で収められた後で、巨大なワニのまわりを注意してパットした。
フロリダの西海岸のエングルウッドにあるミャッカ・パインズ・ゴルフクラブで、女性トーナメントが予定通りに行なわれるなか、体長4メートルと推定されるそのワニは約100人の参加者に丸見えのところで一休みしていたと、ゴルフクラブのゼネラルマネージャー、ミッキー・ザダさんは述べた。
ワニがこのコースに現れたのは初めてではない。4.5メートルあった「ビッグ・ジョージ」というニックネームのワニは死ぬまでに何年もうろついていたと、ザダさんは語った。
このコースではほぼ日常的にワニが目撃されているにもかかわらず、ひとつには動物に餌をやることを厳しく禁止する方針のおかげで、ゴルフクラブの37年間で人を襲ったワニはいないと、ザダさんは述べた。人間とワニの危険な衝突は人々がワニに餌を与えることに起因していると、フロリダの野生動物担当職員は話している。
この新しいワニはまだニックネームがついていないが、すぐに変わりそうだとザダさんは言う。「バイラル(ネットで広まる」の意)と名付けるかもしれません」と述べた。