チュニジアでのテロ攻撃で亡くなった3人の日本人旅行者の遺体が、3月24日に飛行機で日本へ戻された。
チュニスにあるバルドー国立博物館で3月18日に起こった銃乱射事件で亡くなった日本人は、東京都荒川区の成澤万知代さん(66)、埼玉県狭山市在住の宮崎チエミさん(49)とその娘の宮崎遥さん(22)だった。
21人が死亡し、その他40人以上が負傷したこの攻撃で、他に3人の日本人が負傷した。
チュニジア人の銃を持った男2人が治安部隊に乱射現場で打たれて死亡し、チュニジア政府はこの攻撃をイスラム教過激派組織によるテロ攻撃だという結論を出した。
日本の中根一幸外務政務官は3月23日にチュニジアの高官らと会談し、両国がテロ対策で協力することを確認した。
中根氏は、ハビブ・シド首相とタイエブ・バクーシュ外務大臣と面会し、チュニジアに住んでいる日本人やチュニジアを旅行する日本人の安全を確保するための対策が取られるよう要求したと述べた。中根氏はその行為を非難し、日本は「テロに屈しない」と話した。