日本の観光庁は3月23日、外国人向けのツアーガイドのための国家試験を見直すと発表した。現行の試験には難しすぎる問題やこの仕事とまったく関連のない問題が含まれているという批判を受けてのことだ。受験者のたった10%しかこの試験に合格しない。
同庁は現在、日本が2020年の東京オリンピックとパラリンピックを控え、外国人訪問者の流入に備えるにあたり、もっと実用的な知識とコミュニケーション能力に焦点を合わせた試験を設けることを計画している。
同庁は、内容がずれている問題があるという批判を受けた。2014年度の試験に出題された問題の1つは、「2013年の最後の取引日に日経平均株価の終値は2012年からどう変化したか?」というものだった。
全国で約17,000人が、公式に認められた「通訳案内士」として働くための認定を取得している。