10人に1人の日本人女性が、嫌がらせやストーカーに遭っており、既婚女性の24%と既婚男性の17%が配偶者からの虐待の被害者となっていることが、内閣府の調査で示された。
回答者3,544人のうち、女性の11%と男性の4%が異性からの嫌がらせに遭ったことがあると回答した。被害者のうち、女性の29%と男性の16%が、命の危険を感じたと答えている。現在交際している恋人と元恋人がハラスメントを行なう人物の39%を占め、次いで、知人や友人が21%、職場の同僚が20%だったと、その報告書は示している。
被害者のうち、38%が不快なEメールを受け取ったことがある、もしくは、インターネット上に投稿された嫌がらせのメッセージを見たことがあると回答した。しかし、57%はそうではないと答え、(ネット上ではなく)実際のストーカー行為やほかの形での嫌がらせに苦しんだことがあることを示唆した。