芸術の愛好家たちは、オーストラリア国立ギャラリーの新展示での全裸ツアーのために(衣類を)脱いだ。その展示のコンセプトは、芸術家と鑑賞者との間にある物質的な障壁をなくすためにデザインされた。
最初の成人だけのツアーでは、衣類が脱ぎ捨てられ、約50人が4月1日の夜の開館時間外に「ジェームズ・タレル作:回顧展:米国人の光と風景に対する愛を探る」を鑑賞した。
そのキャンベラのギャラリー(オーストラリア国立ギャラリーのこと)での早朝の公開も売り切れとなり、こちらにはさまざまな年齢層の男性と女性が参加した。ツアーは4月2日の朝に開催された。
メルボルンを拠点とする現代作家のスチュアート・リングホルトさんがこのセクシーなイベントを主導し、解放感のある経験だったと述べた。
チケットは完売となり、ツアーは単なるアートに関するものも、ミニマリズム的な体験も越えていたとスチュアートさんは述べた。
「ほとんどの人々にとって新しいコンセプトだった。自分の身体について私たちが持っている恐れと恥ずかしさを検証することもできた」と彼は語った。
「参加者たちは最初は少し緊張していたが、いざ服を脱いでみると笑顔になって笑っていた」。