4月8日に発表された研究によると、背の低い人々は動脈血栓のより大きな生涯リスクに直面しているという。
この研究は、(この病気を発症する)より高いリスクが主に、背の高低に影響する遺伝子の型に起因し、貧困や栄養不足などの潜在的な交絡因子に起因するわけではないことを初めて示した。この研究は、『ニューイングランド医学ジャーナル』誌に掲載された。研究者らは、冠動脈性心臓病にかかっている人とかかっていない人を合わせて20万人近くのデータベースにおける180種類の異なる遺伝的変異を調べた。彼らは、身長6.3センチごとに、冠状動脈性心臓病の発症リスクが13.5%変化することを発見した。