オーストリアは4月10日、カフェ文化で名高い同国での長年の論争を経て、2018年からカフェやレストランでの喫煙を禁止することをついに決定した。「我々はついに、非喫煙者を保護することにおいて欧州の一員になった」とザビーネ・オーバーハウザー保健相は述べた。
2009年に制定された法律によってオーストリアでは公共の場所で喫煙が禁止されているが、レストランとカフェは除外されており、政府はこの法律の施行が十分とは言えないことを認めた。
オーストリアは欧州西部のなかでたばこが最も安く、際立っている。EUの平均(喫煙率)28%に対し、人口の3分の1が喫煙者である。