温度が上昇した海は、コダラ・チップスなどの英国の伝統的な人気料理を終わらせるかもしれないと、研究者らが4月13日に発表した。エクセター大学の科学者らの研究によると、北海の水温が今後50年で1.8℃上昇すると予想され、それにともなってコダラ、プレイス、レモンソールの数が減少すると見られる。大西洋の一部である北海は、過去40年において、世界の平均に比べて4倍の速度で水温が上昇した。「冷水性の種が締め出され、温水性の魚に取って代わられる可能性が高いことを我々のモデルは予測している」と、論文の著者で海洋生物学と世界の変動が専門のスティーブ・シンプソン氏は述べた。