4月13日、ロサンゼルス行きのアラスカ航空の旅客機は、伝えられるところによると作業員が居眠りして機内の貨物室に閉じ込められた後、シアトルまで引き返さざるを得なかった。
4月13日の午後、448便が離陸した直後、床下からドンドンたたく音をパイロットが聞いたと、この航空会社はニュースリリースで述べた。機長は即座にシアトル・タコマ国際空港に引き返し、優先的な着陸のための緊急事態を宣言した。
この旅客機が着陸した後、空港の地上作業員が前方の貨物室から出てきた。アラスカ航空によると、この貨物室は気圧・温度が管理されているという。
「脱出するやいなや、彼は当局に対し、居眠りしていたと話した」と同航空会社は述べた。メンジーズ・アビエーションの従業員であるこの作業員は、飛行機から降り、大丈夫そうに見えたが、念のため病院に搬送された。アラスカ航空は、この事件をまだ調査しているところだと述べた。この航空機は、14分間飛行していた。
乗客のマーティ・コリンズさんは、作業員がドンドンたたいたり騒いだりするのが聞こえなかったと話した。「そのような音を機内で聞いた人がいないし、どうして引き返しているのか知る人もいなかった」とコリンズさんは話した。乗客はこの状況について後から知らされた。