JR東海が運行するリニアモーターカーは4月21日の有人試験運転で時速603キロの世界最速記録を出した。
その電車は、4月16日に自身が出した前回の世界記録時速590キロを破った。今までのところ、大きな問題は見られていない。JR東海は、2027年のリニアモーターカーの運転開始に向けて準備している。
今回の試験運転は、山梨県の上野原から笛吹の間の線路でLO系を使って行なわれたと、同社は述べた。
JR東海の計画では、まずは品川から名古屋の間でリニアモーターカーの鉄道網が2027年に開業する予定だ。この新しい電車は2都市を、現在の新幹線の最短ルートでかかる88分と比較して、40分で結ぶ。商業運転では1時間あたり最大500キロで運転される見込みだ。