リビアにいる「イスラム国」の武装勢力がエチオピア人のキリスト教徒の集団を射撃し、斬首する様子を、この過激派組織が公開したとされる映像が4月19日に示した。この攻撃は、この過激派組織の残虐行為に影響を受ける国々の領域を広げ、「カリフの支配」下にあるシリアとイラクの域を超えてさらに広がる同組織の成長を示した。
29分の映像の公開は、アフガニスタンの大統領が少なくとも35人が死亡した自爆攻撃についてこの過激派組織を非難し、2011年の紛争と独裁者、ムアマル・カダフィの殺害の後でリビアを覆う混乱を強調した翌日だった。