大昔に絶滅したステゴサウルスの背中に並ぶ皮骨板の形は、この恐竜が雄か雌かによって異なっていた可能性があると、研究者らが4月22日に発表した。ステゴサウルスは、2列の皮骨板を持つ、のっそりと歩き、草食性の恐竜だった。約1億5000万年前に地球をうろついていた。雄の皮骨板のほうが丸く、雌の皮骨板のほうが縦に長かった可能性が高いと、『プロス・ワン』誌に掲載された研究は発表した。
「これらのステゴサウルスは、恐竜の種における性的二形成について初めての現実的に説得力のある証拠を示しているように思われる」と、(研究論文の)主執筆者であるブリストル大学のエバン・サイッタ氏は述べた。