チェコ2部リーグのバニク・モストは、9連敗の後で選手たちをうそ発見器にかける計画をめぐり、国際プロサッカー選手会(FIFPro)に非難された。
「FIFProはうそ発見器の使用に全く以って反対で、全選手にこの検査に協力しないよう勧告する」とFIFProは声明で発表した。
FIFProによると、その選手たちは八百長に関わっていたのではないかという疑いを持たれているという。
「バニク・モストのクラブの監督らは、明らかな証拠がないように思われるにもかかわらず、クラブの選手たちを可能性のある容疑者として扱っている。FIFProは、八百長において、選手が犠牲になっていることが多いということを強調したい。プロのサッカー選手が巻き込まれることはあっても、選手が発端になっていることはめったにない」とFIFProは述べている。
「多くの科学者たちが、うそ発見器の使用を非難している。この道具は、嘘をついているか否かを最も正確に判断できるものではないと確信している」と、とFIFProのヴィル・ファン・メーヘン法務部長は述べた。
バニクは、2005年から2008年までの3年間は最上部にいたが、現在は1段下で、降格に直面している。