2015年ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)で、東北地方の祭りと、同地域の2011年の壊滅的な地震と津波からの復興を展示する「ジャパンデー」のパレードに向けて、青森のねぶた祭りの山車が出発した。
仏教の神様2神を描いた高さ4.5メートル、全長6メートルの紙製のねぶたは、ねぶた職人の北村隆さん(66)によって作られた。北村さんは、このねぶたを制作するのに約1カ月かかった。
このねぶたは、パーツに分解されて、5月13日に船で日本を出発し、7月のジャパンデーのパレードよりも前の6月下旬にイタリアのジュネーブに到着する予定だ。
ねぶた祭りは日本で最も有名で人気のある夏祭りの1つだ。キャラクターの絵のついた大きな紙製の山車は、暗闇で光るように内側から照らされ、8月の第1週に開催される祭りの間、青森市内を練り歩く。