はしかのワクチンにはおまけがついてくることを新しい研究が示唆している。この病気を予防することで、数年間、体が他の病気と闘うことも助ける可能性があるという。はしかにかかると数週間、あるいは数カ月、免疫システムが弱まることを科学者らは昔から知っていた。それにより、人々は命に関わる可能性のある感染症にかかるリスクが高まる。5月7日に米国の『サイエンス』誌によって発表された新しい研究は、攻撃を受けやすいこの期間は考えられていたよりもずっと長く、最大3年に及ぶことを発見。したがって、はしかを避けることの利点もまた、評価されていた以上に及ぶ。専門家らは、この研究は子どもにワクチンを接種していない親への警鐘だと述べている。