オリンピック銀メダリストの浅田真央選手は5月18日、競技フィギュアスケートに復帰すると述べた。理由は、簡潔に言えば、それを「恋しく思った」からだという。
「休養を取ることを発表してから1年間離れていました」と、浅田選手は200人以上のジャーナリストが参加した記者会見で語った。「でも、時間が経つにつれて、競技を恋しく思っていることと、また競技の達成感を味わいたいと思っていることに気づきました」。
「それだけが理由ではありませんが、今のところ、競技に戻れるように毎日練習しています」。
24歳の浅田選手は、ソチオリンピックを6位入賞で終えてから1カ月後の昨年3月に、世界選手権で3度目の優勝を勝ち取った後で、セミリタイアに入っていた。
浅田選手は(復帰後)初の競技出場がいつになるかわからないが、2018年の平昌オリンピックは今の段階では考えていないとはっきりと述べた。日本スケート連盟は、浅田選手が2015年から2016年のグランプリシリーズのシーズンに出場するのに十分なコンディションが整うかどうか、経過の観察を続ける。
「24歳なのでフィギュアスケートではベテランに入ってきています。大人の滑りができればいいなと思っています」と浅田選手は語った。