日本の公立中学校と公立高校の英語教員の英語運用能力水準は、政府の2017年度目標に依然として届かぬままであることが、教育関係の省庁(文科省のこと)の調査で5月25日に示された。この調査では、英検準1級以上またはTOEIC730点以上を持っている教員は、高校で55.4%、中学校で28.8%であることがわかった。
この数値は、2017年度に高校で75%、中学校で50%の教員が英検準1級以上またはTOEIC730点以上を取得するという政府の目標値に達していない。
「教員が忙しいのはわかっているが、自身の英語力を測るために進んで試験を受けてもらいたい」と文部科学省のある職員は述べた。