サントリー食品インターナショナルは5月25日、日本たばこ産業(JT)の自動販売機事業を1500億円で買収することに合意した。日本最大の自動販売機運営会社のコカ・コーラジャパンに対する売上の競争力を強化する目的がある。この動きは、JTが9月末までに飲料の製造と販売から撤退すると2月に発表した後に起こったものだ。
東京のあるリサーチ会社によると、この取引により、運営する自動販売機の数が日本で2番目に多いサントリー食品インターナショナルは、コカ・コーラ(ジャパン)が所有する83万台に対し、約76万台の自動販売機を運営することになるだろうという。