約1000人の人々が5月23日、鳥取県初出店のスターバックスの開店に列を作った。日本で最も人口の少ないこの県は、このコーヒーチェーン店が存在していなかった最後の県だった。鳥取市に開店したその店舗には、5月22日の正午頃から列ができ始めていた。深夜までに約150人が、開店のために夜を明かそうと集まった。大学生の宮川惇さん(19)が列の先頭だった。「おいしいです。僕の知っている他のコーヒーとは違います」と宮川さんは話した。「すなば珈琲」という近くにもともとあるコーヒー店は、無料でコーヒーを提供し、スターバックスのほうがおいしいと思った客には全額返金を申し出た。