ストレスの溜まっている妻を持つ年配の男性は、自身も血圧が高くなることが、アメリカの研究で示された。これまでの研究では、ストレスと悪い人間関係と血圧の上昇とを関連付けるもので、夫婦の両方にこれらの問題がどのような影響を与えるか、それから、配偶者がお互いに長期にわたってどのような影響を与えるかについてはあまり知られていなかった。「妻がストレスが多くなっていると報告した時に、夫の血圧が高くなっていることがわかり、夫が夫婦関係をより否定的に感じている場合にこの相関がさらに大きくなった」と筆頭著者でミシガン大学アナーバー校社会調査研究所の科学者、キラ・バーディット氏は述べた。