文科省は6月5日、中学3年生に新しい全国テストを導入すると発表した。2019年度から、国際的な習熟度指標に基づいたリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの評価が開始される。文科省はまた、各県に対し、英語能力改善の個別目標の設定と、その結果の公表を促した。
この計画では、中学校卒業者の70%が、CEFR(語学能力を測る国際規格)の指標で2024年までに最低でもA1のレベルを達成することを目指している。これは、言葉がゆっくりとはっきりと話された場合に、基本レベルの意思疎通ができる程度に相当する。
教員のなかには、この目標はあまりにも目標が高すぎ、見当違いであると言う人もいる。生徒に試験を受けさせることを強要するよりももっと重要なのは、英語を勉強することへの興味を刺激することだと、こうした教員たちは述べている。