合成マリファナの使用による死亡が、今年これまでに3倍となり、アメリカの中毒情報センターへの緊急通報の件数も急増していると、職員らが6月11日に明らかにした。
1月から5月までに、合成マリファナ(合成カンナビノイド)の使用で15人が亡くなり、2014年の同時期の5人から増えたと報告されたと、アメリカの疾病対策センター(CDC)は述べた。この結果が示しているのは、「これらの製品を市場からなくす努力を強化する」必要性だと、CDCは声明で発表した。これらの製品は、喫煙か経口で摂取される植物素材に吹きつけられた精神活性化学物質で作られている。