3日間にわたる日本酒の試飲会がミラノ万博の日本パビリオンで6月に開かれ、33の蔵元から50銘柄を提供した。
「日本文化の多様性を感じよう、体験しよう」と題されたそのイベントでは、来場客がさまざまな日本酒や蒸留酒、果実酒を試飲しようと列を作った。「日本でも手に入りにくい珍しい銘柄を多数持ってきました」と、日本の全国商工会連合会の職員は語った。
来場客の一人のマリア・ルイーザ・ピツィオさんは、日本酒を飲んだのは初めてで、香りが気に入り、マイルドな味わいの品が好みに合ったと語った。
日本パビリオンで6月に開かれるほかのイベントには、弦楽器の三味線の演奏や、南西部の都市高知市の伝統的な祭りのよさこい踊りなどがある。