あまりにも長時間にわたってコンピューターやテレビの前で過ごし、重い物を持ち上げる運動を十分にすることがない10代の少年は、年をとるにつれて骨が弱くなる可能性があることが、ノルウェーの小規模な研究で示唆された。幼少期と10代の時期は、骨を成長させ、ずっと後の人生で骨粗しょう症のリスクに影響を与えうる骨密度のレベルを確立するのに極めて重要な時期だ。
「我々は、長時間のスクリーン・タイム(テレビやパソコンのディスプレイを眺めて過ごす時間)と、男子の骨のミネラル分の密度の低下との間に相関を発見した」と、トロムソにある北ノルウェー大学病院の理学療法士で、この研究の筆頭著者のアンネ・ウィンザー氏は語った。