カジモドという名前の10歳の雑種犬が、今年の「世界一醜い犬コンテスト」で優勝した。この犬は背骨の先天異常で少し背中が丸まっている。ピットブルテリアとダッチシェパードの雑種犬(カジモドのこと)とその飼い主は、6月26日に1,500ドル(18万4000円)の賞金を獲得し、不完全さを称賛するカリフォルニア州北部でのこのコンテストで競っていた25匹のほかの犬に勝ったと、主催者は発表した。
カジモドは、フロリダ州の獣医に引き取られる前、動物保護施設に捨てられていたと、コンテストのウェブサイトに掲載された彼女の自己紹介文に書かれている。
彼女の自己紹介文には、「私の外見を見て、ちょっと動揺する人もいるかもしれませんが(大人の男性が私のことをハイエナかタスマニアデビルだと思ったために、私から逃げようとして車のてっぺんに飛び乗ったこともあります)、一度知り合いになれば、この快活な性格で、そんな人たちの心をつかみます」と書かれている。
スウィーピー・ランボーとフロドという名前のチャイニーズ・クレステッド・チワワの雑種犬2匹が、それぞれ2位と3位を獲得した。プレシャスという名前の8歳のチワワは、障害を乗り越えたか、地域にサービスを提供したかのいずれかまたは両方の犬と飼い主を称える「がんばったで賞」(spirit award)を受賞した。