ボーイ・バンドの歌手が飛行機に乗っていて熱中症で気絶した。手荷物の追加料金を払わなくて済むように12枚の重ね着をしていたと、彼は7月11日に話した。
スコットランドのグループ「リワインド」のジェイムズ・マックエルバーさん(19)は、7月8日にロンドンのスタンステッド空港からグラスゴー行きのイージージェットに搭乗しようとしていて、手荷物が1つ多いと言われた。スタッフは、追加料金を45ポンド(8,600円)支払うか、2つ目の荷物を捨てるかするように彼に言った。バンドの他のメンバーがすでに搭乗していたので、即座に決めて、リュックサックを空にして、中身を全部着用した。
マックエルバーさんは、6枚のTシャツ、4枚のセーター、2枚のジャケット、パンツを一枚、ジーンズを3枚、ジョギング用ボトムを2枚、帽子を2枚身に着けていた。「汗をかいていて、(シート)ベルトを締めるように言われ続けたけど、対応できなかった」と彼は後から語った。
彼が汗だくになって気分が悪くなると、添乗員が空席で彼を横にして、服を脱がせ、そこで彼は非常に具合が悪くなって気絶した。この歌手はグラスゴー空港で飛行機を降ろされ、待機していた救急車に乗せられた。