太田雄貴選手は、7月16日にモスクワで開かれた世界選手権の男子フルーレ個人で勝利し、日本で初めてフェンシングの世界チャンピオンの栄光を与えられた。
2008年の北京オリンピックで個人競技の銀メダルを、2012年にロンドンで団体フルーレ競技で銀メダルを獲得している太田選手は、アメリカのアレクサンダー・マシャラズ選手に15-10で勝って、優勝を手にした。
「これが最後かもしれないと思って、今回の世界選手権に臨んだ。これまでしてきたことをやって、最後の最後にタイトルを獲得できて本当にうれしい」と太田選手は語った。