サウジアラビア国王のサルマン・ビン・アブドルアジズ・サウド・サルマン氏は、8月2日にモロッコへ向けてフランス南部を発った。彼の別荘の外の公共のビーチを閉鎖していることをめぐって住民15万人からの嘆願を受けた後、3週間の予定だった滞在を切り上げた。
フランスの地方自治体職員のフィリップ・カスタネット氏は、取り巻き1000人の約半数が一緒に発ったと話した。出発の理由は明らかにしなかった。
王と王の取り巻きによる3週間と予定されていたヴァロリスの海岸にある一家の別荘への訪問は、地元の経済にとって恩恵となると予想されていた。
しかし、プライバシーとセキュリティ上の理由による公共のビーチの閉鎖は、地元の非難を巻き起こした。ビーチから別荘までのエレベーターを王が設置したことも、何人かの住民の怒りを引き起こした。