食べ物の好き嫌いが激しい就学前の子どもは、精神的な健康上の問題を抱えやすい傾向もあるかもしれないと、アメリカのある研究が示唆している。食事の好みが激しく選別的な子どもは、うつや社会的不安などと診断される可能性が、さまざまな食べ物を食べる子どもの2倍以上だった。
この研究は8月3日にアメリカのトップクラスの医学雑誌『ペディアトリクス』に掲載された。
この調査には関わっていないクリーブランドの小児科医、アーサー・レビン医師は、食べ物の好き嫌いは親が彼の診療所に持ち込む心配事のなかで多いものに入っていて、この研究は「誰を心配すべきなのかを我々が理解するのに役立つだろう」と話した。