印刷用に全て表示中国の中央銀行は8月11日、通貨の元の価値をアメリカドルに対して約2%切り下げた。当局は、市場改革を推進し、世界第2位の経済を補強しようとしている。この驚くべき動きは、中国が2005年に元をアメリカドルに対する変動制にすることで通貨システムを改革して以来、最大の下げ幅を記録した。中国人民銀行は、日々基準値を設定しているが、前日の1ドルあたり6.1162元と比較して、実質的に1.86%低い6.2298元に設定した。この変更は、中国が2014年3月以降初めて元の2%の取引幅を拡大する準備をしているという憶測のなかで起こった。