アメリカの子どもが家に持ち帰る宿題が、「家族のストレス」を増していることが、新しい研究で示された。研究者らはロードアイランド州在住の1,173人の親を対象に、宿題の影響を調べた。彼らは子どもが宿題にかける時間が学年×10分とすべきだという「10分ルール」に焦点を当てた。したがって、1年生は1日当たりに宿題をする時間が10分となる。実際には、小学生の子どもたちはこのルールで推奨されている時間の3倍の宿題を出されていることがこの研究でわかった。「家族のストレスは、…宿題の負担が増えるにつれて、また、親が認識している子どもの宿題を手伝う能力が減るにつれて増加した」と、その研究は付け加えている。