発作を起こした患者の約半数しか、病院へ行くのに緊急医療サービスを利用していないが、白人女性は救急車を呼ぶ確率が最も高く、一方、黒人とヒスパニック系の人々は両性ともに救急車を呼ぶ確率が最も低かったことが、アメリカのある新しい研究で判明した。研究者たちが年齢や健康保険、地理的な位置情報、罹患歴、発作の症状などを考慮に入れた場合でも、救急車を頻繁に呼ぶのがどんな人であるかは、人種や性別によって左右されると見られると、筆頭著者でニューヨークにあるコロンビア大学医療センターのヘイディ・モカリ・グリーンバーガー氏は述べた。この研究は、アメリカ心臓協会の会誌で報告された。