ナイジェリアの裁判所は、57歳の男性に、彼の妻が夕食を出すのが遅過ぎることが度々あると聞いて、離婚を認めたと、地元のメディアが8月13日に報じた。
ラゴスの裁判所は、オルファド・アデコヤさんが、25年連れ添った配偶者のオルソラさんが彼が要求したときに食事を出すのを拒み、我慢の限界だということを聞き入れたと、ナイジェリアの日刊紙『バンガード』が報じた。
「私の妻は結婚における義務を果たしてこなかった。彼女は時間通りに私の食事を用意せず、私は彼女に何度か警告したが、私の言うことを聞こうとしなかった」とオルファドさんは話していると引用されている。「私を腹ぺこにする妻は家に置いておく意味がない。完全にうんざりした」。
彼の妻は申し立てられた職務怠慢を否定し、夫が他の女性を妻にとろうと画策していると訴えた。
しかし、裁判長のオル・アデビイ氏は報じられるところによると、「裁判では何度か二人の違いを仲裁しようとしたが、あらゆる努力が不成功に終わった」との結論に達し、この不幸な婚姻関係を解消させたという。
家庭内の食事の時間をめぐって法的な離婚が夫に認められたのはこれが初めてだと見られる。