1月から6月までの期間に日本で生まれた新生児の数は前年から2.4%増加して508,802人になったことが、政府のデータで8月27日に示された。このことは、年間での5年ぶりの増加につながるかもしれないことを意味している。
日本の人口は減少しており、年間出生率も約270万人という数字でピークを迎えた1949年から減少傾向にある。
上半期の出生数は、約12,000人増加したと厚生労働省は発表した。新生児が下半期も同じようなペースで生まれれば、2010年以来初めての前年比での増加となる可能性がある。都市部で目立った増加があった。東京ではこの6カ月で2,562人の増加を記録し、次いで大阪府が1,221人、神奈川県が1,045人の増加だった。
厚生労働省は、景気の回復が(出生数の)減少傾向に歯止めをかけることに役立つかどうかについては慎重なままでいる。