サンフランシスコ国際空港の外の路上で20ドル(2,400円)を見つけた湾岸地帯の男性がそのお金をカリフォルニア州の宝くじを買うのに使い、100万ドル(1億2100万円)に当選したと、宝くじの広報担当者が8月31日に述べた。
ヒューバート・タンさんは8月26日、その幸運な紙幣を空港の近くの売店でスクラッチくじ2枚を買うのに使い、そのうちの1枚が1等を当てたと、宝くじの広報担当者グレッグ・パラシャク氏は述べた。
タンさんは、カリフォルニア州の宝くじ担当局に、当選したときは驚いたと話した。
パラシャク氏によれば、「店の外でくじをこすった。一緒にいた友だちに、現実かどうかわからないけど『100万ドルが当たったみたいだ』と言ったんだ」とタンさんは話したという。
タンさんは空港のバーテンダーで、拾ったお金で2枚のくじを買うまで、約10年間宝くじを買っていなかったと、パラシャク氏は語った。
宝くじの担当局によると、タンさんは、そのお金の使い道をまだ考えていないが、宝くじを買う幸運な人(宝くじで当選する人という意味)のために無作為に選ぶ場所に20ドル札を置いていくのに使うかもしれないと冗談を言ったという。