警察と救助隊員は9月14日、日本の東部と東北部で起こった豪雨と洪水で行方不明になっている人々の捜索活動を続けた。この災害での死亡者数はこれまでのところ7人となっている。
9月10日に鬼怒川の土手が決壊したことによる被害が最も大きかった茨城県常総市で、浸水地域の広さは、ピーク時の約4分の1に低下したが、9月14日の時点で県内の約2,600人がまだ避難している。
日本の東部と東北部の一部に降り注いだ大雨による災害で、栃木県で3人、茨城県で2人、宮城県で2人が亡くなった。
避難している家庭のなかには泥棒に入られたことがわかったところもあり、茨城県警察はパトロールを強化している。
常総市の高杉徹市長は9月13日、鬼怒川の東側にある三坂町に住む一部の住民に避難指示の発令が遅れたことを謝罪した。この地域には約450世帯が住んでいたが、約350世帯は、鬼怒川が土手を決壊させた後になってようやく避難指示を受けた。