ジョージアの首都にある動物園は、壊滅的な洪水から3カ月後に再開した。この洪水では、20頭のトラ、ライオン、ジャガーを含めて、園の動物600頭の半数以上が死亡した。
トビリシ動物園は、6月13日に洪水による泥で濁った急流に襲われた下の方の区画はあきらめて、上の方の区画のみを修復した。動物園をまるごと別の場所に移す計画もあるが、新しいおりを建てるには数年かかるだろう。
9月13日に(再開後)最初の来園者たちを出迎えた動物たちの中には、同園のカバがいた。このカバは、洪水中に脱走し、浸水した近くの道路を通ってドシドシ歩いていたところを発見された。
動物園のZurab Gurielidze園長は、洪水以降に生まれた動物たちもすでにいて、来春までにほかの動物たちを入手する予定だと話した。