ベネズエラのロレンソ・ビガス監督のカラカスを舞台にしたドラマ「Desda Alla (From Afar)」は9月12日、第72回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で金獅子賞を受賞した。南北アメリカ大陸出身の映画製作者たちが、既存のヨーロッパの監督たちを破り、主立ったトロフィーを獲得した。
映画祭で2位の審査員大賞は、チャーリー・カウフマンとデユーク・ジョンソン監督のアニメ映画「Anomalisa」が受賞した。アルゼンチンのパブロ・トラペロ監督の「El Clan (The Clan)」は銀獅子賞を獲得。犯罪の実話をもとにしたスリラー映画だ。
メキシコのアルフォンソ・キュアロン監督が率いた審査団は、映画21作品のなかから受賞作を選出した。