高血圧や喫煙など、回避可能な健康リスクと関連のある死因で亡くなる人の数は、世界で1990年から23%近く増加したと、研究者たちが9月11日に発表した。イギリスの『ランセット』誌に掲載された研究結果によると、79にわたる健康リスクは、2013年に3080万件の死亡原因となり、1990年よりも570万件多かったと科学者たちは結論付けた。高血圧は最も多いリスクで、1040万件の死亡につながった。死因のうち世界中で23%増加が見られた血圧に続く上位4位のリスク要因は、喫煙、身長と体重、血糖値の高さ、塩分の多い食事だった。