大喜びのアレクシス・チプラス氏は、9月20日にギリシャで今年3回目となる総選挙で彼の所属する急進左派連合(Syriza)が勝利した後、彼の国の名誉のために戦い続けることを誓い、迅速に連立政府をつくることを誓った。
4年の任期に入ってからたったの7ヵ月しか経っていない8月に首相を辞めて、すぐに選挙を行なうというチプラス氏のリスクの高い賭けで、今回の選挙結果は大きな成功となった。チプラス氏は、ギリシャの3回目の国際的な救済措置と引き換えに、痛みを伴う緊縮策を受け入れるという彼の決断をめぐって、党の抵抗と対峙した。