初のキューバ訪問の途中で、ローマ法王は9月21日、キューバの人々に対し、敵と味方という考え方を乗り越え、変化に対して自らを開くように訴えた。
この共産主義国(キューバのこと)の4番目に大きな都市オルギンで行なわれたミサで、ローマ法王は、約15万人の群集にあるたとえ話をした。そのたとえ話では、イエスが腰の低い嫌われ者の徴税人のマシューに、判断をすることなくイエスについてくるように頼む。マシューは永遠に変わり、イエスの弟子になった。
その翌日、ローマ法王はキューバの冷戦時代の敵国であるアメリカに渡った。