フォルクスワーゲンのCEOが9月20日に謝罪した。このドイツの自動車メーカー(フォルクスワーゲンのこと)が約50台のディーゼル車の排気ガス試験を不正操作することで排気ガス規制を回避していたことを環境保護局(EPA)が明らかにしていた。
「我々の顧客と一般の方々の信頼を崩したことを、私個人として非常に残念に思う」と、フォルクスワーゲンのマーティン・ウィンターコルン会長は声明で述べた。フォルクスワーゲンは調査を命じたと、同会長は語った。
EPAは9月18日、フォルクスワーゲンのディーゼル車が、スモッグの原因になる汚染物質を試験中には実際の運転状況よりも少なく発生させるソフトウェアを同社が使っていたと発表していた。