日本茶の推進者たちは9月27日、食をテーマにしたミラノ万博で、その飲み物(日本茶のこと)の健康効果を宣伝し、来場者はさまざまな種類のお茶を試飲し、お茶の生産方法と起源について学んだ。
ミラノ万博の日本館でのイベントで、来場者は静岡県産と福岡県産の水出し茶を味わった。来場者の多くが、茶葉の香りが感じられたと話した。
静岡県立大学の山田浩薬理学教授は、緑茶に含まれる抗酸化物質カテキンの効果を来場者に説明した。カテキンは高血圧の予防に効果があると山田教授は話した。
静岡県の小学校では、インフルエンザの感染予防に緑茶でうがいをしていると山田教授は述べた。
そのイベントでは伝統的な茶道の儀式も行なわれた。