フォルクスワーゲンの日本での9月の売上は前年から9.1%減少して5,989台となったと、輸入車業界に詳しい筋が10月5日に発表した。販売台数の不足は、フォルクスワーゲンの排気ガスの不正操作という不祥事からの副次的影響を反映している。
ブランド別では、フォルクスワーゲンはダイムラー社の高級車部門メルセデス・ベンツに大差で次いで2位となり、メルセデス・ベンツは8,032台を売り上げた。これで、フォルクスワーゲンが過去15年間維持していたリードをメルセデス・ベンツに譲る可能性が増した。
フォルクスワーゲンの売上減少は、ほかの主要ブランドの売上が増加か、微減かのどちらかを記録するなかで目立ったと、この情報筋は述べている。