来年のオリンピックを開催する都市は、「ウーバー」のようなスマートフォン用のタクシー配車アプリの使用を禁止するブラジル初の都市となった。リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス市長は9月29日、リオの市議会で最近成立し、「ウーバー」やこれと同様の技術をこの都市で運営することを禁止する法律に署名した。「『ウーバー』は禁止だ」とパエス市長は述べた。「この件について議論するのは歓迎だが、それ(ウーバー)は禁止となった」。この禁止を無視した「ウーバー」のドライバーは、最大2,000レアル(62,250円)の罰金が科される。サンパウロの市議会も「ウーバー」を禁止する法律を9月に成立させているが、フェルナンド・アダッジ市長はこの法案に対してまだ署名も拒否もしていない。