10月2日、高速列車内での不審なガスのような悪臭により、フランスで約250人の乗客が避難し、その後、生化学の専門からがこれの発生源を乗客のかばんの中にあった1パックの悪臭がする発酵している臭いにあると突き止めた。
フランス中央部のブルゴーニュ地域の地方政府職員らによると、「不審なガスの臭い」がして乗客らがアラームを鳴らしたと、ブリュッセルから南部の都市のマルセイユに向かう列車に乗っていた乗客らが話したという。
TGV(フランス国鉄の高速列車のこと)は停車した。1台の車両はマルセイユへ向かったが、約250人の乗客を乗せた他の車両からは乗客が避難させられた。専門の消防士らが、列車を調査するために派遣された。原因は、いくつかの発酵食品、とりわけ「パックに入った非常に臭い肉」の入った乗客のかばんであることがわかったと、報道担当者が述べた。
2時間半後、乗客らは列車に戻ることを許可された。
8月に重武装した犯人が列車で聖戦の攻撃を実施しようと試みて他の乗客に取り押さえられた後、乗客と安全当局は同じように、列車内での不審な行動に対してかなり警戒している。